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ハイキングの持ち物リスト — 初心者が忘れてはいけない必携アイテム完全ガイド

ハイキング初心者向けの持ち物チェックリスト。日帰りハイキングに必要なアイテムを必須・便利・季節別に分けて徹底解説。100均やワークマンで揃える節約術も紹介。

公開日: 2026-03-28

はじめに — ハイキングの持ち物で迷っていませんか?

「ハイキングに行きたいけど、何を持っていけばいいかわからない」。初めてハイキングに挑戦する方にとって、持ち物選びは最初のハードルです。持ちすぎると重くてバテるし、足りないと山の上で困ることに。

このガイドでは、日帰りハイキングに必要なアイテムを必須・あると便利・季節別の3段階に分けて紹介します。高尾山や御岳山のような整備されたハイキングコースを想定しているので、これからハイキングを始めたい初心者の方にぴったりの内容です。

ハイキングと登山の違い

持ち物を考える前に、ハイキングと登山の違いを押さえておきましょう。

ハイキング登山
コース整備された遊歩道・低山未整備路を含む中〜高山
標高〜1,000m程度1,000m以上
所要時間2〜5時間5時間以上
装備軽装OK(スニーカー可)登山靴・ヘッドライト等が必要
代表例高尾山、鎌倉ハイキング丹沢・大山、筑波山

このガイドは「ハイキング」寄りの装備を紹介しています。標高1,000mを超える山や、未整備の登山道を歩く場合は、登山の持ち物と安全ガイドも合わせてご確認ください。


必携アイテム10選

日帰りハイキングに必ず持っていくべき10アイテムを、理由とともに紹介します。この10個さえ揃えれば、初めてのハイキングでも安心して歩けます。

✅ 1. 飲み物(500ml〜1L)

山の上には自動販売機がない場所がほとんどです。高尾山のように山頂に売店がある山でも、途中で喉が渇くことを考えると、最低500mlのペットボトルは持参しましょう。夏場や2時間以上歩くコースなら1Lが安心です。

スポーツドリンクや麦茶がおすすめ。水だけだと汗で失われた塩分を補えないため、塩飴を併用するのも効果的です。

✅ 2. 行動食(おにぎり・チョコ・ナッツ等)

ハイキング中はカロリーを大量に消費します。空腹のまま歩き続けると「シャリバテ」と呼ばれるエネルギー切れを起こし、足が動かなくなることも。

おすすめの行動食は以下の通りです。

  • おにぎり・パン — メインのエネルギー源。コンビニで2〜3個買っていけばOK
  • チョコレート・飴 — 即効性のあるエネルギー補給に。疲れたときにひと口食べると元気が出る
  • ナッツ・ドライフルーツ — 軽くてカロリーが高い。行動中につまみやすい
  • 羊羹・カロリーメイト — コンパクトでカロリーが高い行動食の定番

ポイントは「歩きながら少しずつ食べる」こと。山頂での昼食とは別に、30〜40分に1回の補給を心がけましょう。

✅ 3. レインウェア

「晴れ予報だから要らない」と思いがちですが、山の天気は変わりやすく、標高が上がると平地では考えられないほど急に雨が降ることがあります。濡れた状態で風に吹かれると、夏でも体温が奪われて低体温症になるリスクがあります。

初心者には上下セパレートタイプがベストですが、まずはレインポンチョでも構いません。100均のものは生地が薄く破れやすいので、ワークマンやホームセンターで1,500〜3,000円程度のものを選ぶと安心です。

レインウェアは雨具としてだけでなく、防風着・防寒着としても使えるので、1枚持っていると何かと重宝します。

✅ 4. リュック(15〜20L)

ハイキングの持ち物を入れるリュックは、日帰りなら15〜20Lの容量があれば十分です。普段使いのリュックでも問題ありませんが、以下のポイントを意識して選ぶとより快適です。

  • チェストストラップ(胸のベルト)付き — 肩からずり落ちにくく、歩行中の揺れが減る
  • 軽量で防水性のある素材 — ナイロン製がおすすめ
  • 外側にポケットがある — ペットボトルやタオルをすぐ取り出せる

手提げバッグやショルダーバッグは両手が使えないため、ハイキングには不向きです。必ず両手が空くリュックタイプを選びましょう。

✅ 5. スマホ+モバイルバッテリー

スマホは現代のハイカーにとって最重要アイテムのひとつです。地図アプリで現在地を確認でき、緊急時の連絡手段にもなります。

ハイキングで使いたい無料アプリは以下の2つです。

  • YAMAP(ヤマップ) — 事前に地図をダウンロードしておけば、電波が届かない山の中でもGPSで現在地を確認できる。国内で最もユーザーが多い
  • ヤマレコ — YAMAPと同様にオフライン地図が使える。他の登山者の記録を参考にできる

スマホのバッテリーは地図アプリやカメラの使用で消耗が早いため、モバイルバッテリーは必須です。5,000mAh以上のものを持参しましょう。山に入る前に機内モードにしてGPSだけONにするとバッテリーを節約できます。

✅ 6. タオル

汗拭き、日よけ、首に巻いて防寒、手を拭くなど、タオルは用途が多い万能アイテムです。速乾性のマイクロファイバータオルが軽くておすすめですが、100均のスポーツタオルでも問題ありません。

✅ 7. ティッシュ・ウェットティッシュ

山のトイレにはトイレットペーパーがない場所があります。ポケットティッシュを2〜3パック持っていきましょう。ウェットティッシュは手や顔を拭くのに便利で、行動食を食べる前の手指の清潔にも使えます。

✅ 8. ゴミ袋(2〜3枚)

山にはゴミ箱がありません。自分が出したゴミは全て持ち帰るのが山のマナーです。スーパーの袋やジッパー付き袋を2〜3枚持参しましょう。ゴミ袋は濡れた衣類を入れたり、急な雨でリュックの中身を守るのにも使えます。

✅ 9. 健康保険証のコピー

万が一ケガや体調不良で病院に搬送される場合に必要です。原本を持っていくのが不安な方はコピーでOK。スマホで写真を撮っておくだけでも役立ちます。マイナンバーカード(保険証機能付き)をお持ちの方はそちらでも構いません。

✅ 10. 現金(小銭含む1,000〜2,000円)

山小屋の売店、トイレのチップ(100〜200円)、バスの運賃などは現金のみの場所が多いです。特に100円玉を5〜10枚ほど用意しておくと安心です。ICカード(Suicaなど)が使えない場所も多いため、現金は忘れずに。


あると便利なアイテム

必携ではありませんが、持っていくとハイキングがぐっと快適になるアイテムです。

ストック(トレッキングポール)

膝への負担を軽減し、下りで転倒しにくくなります。特に膝に不安がある方や長時間歩く方におすすめ。折りたたみ式なら使わないときはリュックに収納できます。ワークマンやスポーツ用品店で2,000〜5,000円程度で購入可能です。

サングラス

標高が高くなると紫外線が強くなります。日差しが強い日や雪が残る時期は目の保護のためにサングラスがあると良いでしょう。UVカット機能付きのものを選びましょう。

座布団マット(折りたたみクッション)

山頂のベンチや岩に座って休憩するとき、お尻が冷えたり痛くなるのを防げます。100均でも手に入る軽量な折りたたみタイプが便利です。冬場は特に地面からの冷えを遮断してくれるので重宝します。

日焼け止め

山は紫外線が強く、標高が100m上がるごとに紫外線量は約1%増加します。春〜秋のハイキングでは日焼け止め(SPF30以上)を塗っておくと安心です。首の後ろや耳の裏も忘れずに。

虫除けスプレー

春〜秋は蚊、ブユ、アブなどが多い季節です。特に沢沿いのコースや樹林帯では虫が多いため、虫除けスプレーを出発前に全身に吹きかけておきましょう。長袖・長ズボンの着用も効果的です。


季節別の追加持ち物

日本のハイキングは季節によって必要な装備が変わります。基本の10アイテムに加えて、以下のものを準備しましょう。

季節追加で持っていくものポイント
春(3〜5月)薄手のフリース、花粉対策(マスク・目薬)、手袋朝晩は冷え込む。花粉症の方は標高の低い山で特に注意
夏(6〜8月)日焼け止め、帽子、虫除け、多めの水分(1.5倍)、塩飴熱中症リスクが高い。早朝出発がおすすめ
秋(9〜11月)防寒着(フリース・ダウン)、ニット帽、手袋10月以降は山頂が10度以下になることも。紅葉シーズンは混雑注意
冬(12〜2月)防寒着(重ね着)、ニット帽、手袋、温かい飲み物(保温ボトル)低山でも凍結する場合あり。日没が早いので14時までに下山を

夏のハイキングでは綿素材のTシャツは避けましょう。汗を吸って乾きにくく、体温が奪われる原因になります。ユニクロのドライEXやワークマンの速乾Tシャツがコスパ良く使えます。


100均・ワークマンで揃える節約術

ハイキングを始めるために高価な装備をいきなり買う必要はありません。まずは手頃な価格で揃えて、ハイキングが自分に合うか試してみましょう。

100均(ダイソー・セリア)で買えるもの

アイテム価格注意点
レインポンチョ110〜330円薄手で破れやすい。緊急用としてはOK
タオル(マイクロファイバー)110円速乾性があり十分使える
ゴミ袋・ジッパー袋110円複数枚入りでコスパ良し
ポケットティッシュ110円水に流せるタイプを選ぶと便利
絆創膏・救急セット110円最低限の応急処置に
折りたたみ座布団110〜330円軽量で持ち運びやすい
携帯ボトル(500ml)110円凍らせて保冷剤代わりにも

ワークマンで買えるもの

ワークマンはアウトドアウェアのコスパが抜群です。

アイテム価格帯おすすめ理由
レインウェア(上下セット)2,900〜4,900円耐水圧10,000mm以上の本格派。登山メーカーの半額以下
速乾Tシャツ580〜980円ユニクロのドライEXと同等の性能
トレッキングパンツ1,500〜2,900円ストレッチ素材で動きやすい
防寒フリース980〜1,900円秋冬の重ね着に最適
アウトドアシューズ1,900〜2,900円高尾山レベルなら十分。グリップ力あり

初心者が最初にお金をかけるべきもの

100均やワークマンで大半の装備を揃えつつ、以下の2つだけはしっかりしたものを選びましょう。

  1. — 滑りにくいソールのウォーキングシューズまたはトレッキングシューズ。足に合わないと靴擦れやケガの原因に。試し履きして購入するのがベスト
  2. レインウェア — 100均のポンチョは緊急用。定期的にハイキングするなら、防水透湿性のあるレインウェア(3,000〜5,000円)に投資する価値がある

子連れハイキングの追加持ち物

お子さんと一緒にハイキングを楽しむ場合は、基本の持ち物に加えて以下のアイテムを準備しましょう。

食べ物・飲み物

  • お菓子・ジュースを多めに — 子どもの「疲れた」「もう歩けない」を防ぐ最強の切り札。グミ、ラムネ、一口チョコなど小分けにして「あの木まで行ったらおやつタイム」と声かけすると効果的
  • 飲み物は大人の1.5倍 — 子どもは大人より体温調節が苦手。こまめな水分補給を心がける

着替え・衛生用品

  • 着替え一式 — 汗や泥で汚れることを想定して、Tシャツ・ズボン・靴下の替えを1セット
  • 虫除けスプレー(子ども用) — 大人用は刺激が強い場合があるので、ディート不使用のタイプを選ぶ
  • 日焼け止め(子ども用) — SPF20〜30で十分。こまめに塗り直す

安全対策

  • 履き慣れた滑りにくい靴 — 新しい靴は靴擦れの原因。事前に公園で履き慣らしておく
  • ホイッスル — 万が一はぐれた場合の合図に。100均で購入可能
  • 保険証のコピー — 子どもの分も忘れずに

快適グッズ

  • レジャーシート — 休憩時に敷いてお弁当タイム。100均のコンパクトタイプが便利
  • 双眼鏡・虫かご — 子どもの興味を引き出す。「あの鳥は何だろう?」と自然観察を楽しめる
  • 絵本・カードゲーム — 休憩中やバス待ちの暇つぶしに

持ち物チェックリスト(まとめ)

出発前にこの表をチェックして、忘れ物を防ぎましょう。

必携アイテム

カテゴリアイテムチェック
飲食飲み物(500ml〜1L)
飲食行動食(おにぎり・チョコ・ナッツ等)
装備レインウェア
装備リュック(15〜20L)
電子機器スマホ(地図アプリDL済み)
電子機器モバイルバッテリー+充電ケーブル
衛生タオル
衛生ティッシュ・ウェットティッシュ
その他ゴミ袋(2〜3枚)
貴重品健康保険証のコピー
貴重品現金(1,000〜2,000円・小銭含む)

あると便利なアイテム

カテゴリアイテムチェック
装備ストック(トレッキングポール)
装備サングラス(UVカット)
装備座布団マット
ケア日焼け止め
ケア虫除けスプレー
その他帽子
その他手袋(春秋冬)

子連れ追加アイテム

カテゴリアイテムチェック
飲食お菓子・ジュース(多め)
衣類着替え一式
ケア虫除け(子ども用)
ケア日焼け止め(子ども用)
安全ホイッスル
安全子どもの保険証コピー
快適レジャーシート

まとめ

ハイキングの持ち物で大切なのは「多すぎず、少なすぎず」のバランスです。このガイドの必携アイテム10選を揃えれば、初めてのハイキングでも安全に楽しめます。

まずは近場の低山で実際に歩いてみて、「自分には何が必要か」を体感するのが一番の上達法です。持ち物が揃ったら、YamaQuestの初心者向けコースガイドから行き先を選んでみてください。


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