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★★★☆☆ 上級者向け 周回

武甲山~大持山 周回コースガイド — 秩父の名峰を巡る充実の日帰り登山

横瀬駅から武甲山(1,304m)、小持山、大持山を巡る周回コース。秩父のシンボル武甲山の山頂展望と、静かな稜線歩きが楽しめる約12km・6〜7時間の中級者向けルート。

公開日: 2026-03-27
スタート

横瀬駅

西武秩父線

ゴール

横瀬駅

西武秩父線

所要時間

約6〜7時間

距離

約12km

累積標高(上り)

+1200m

最高到達点

1304m

推奨日数

1日

経由する山

武甲山, 小持山, 大持山

おすすめ時期

春, 夏, 秋

ルート概要

武甲山(1,304m)は秩父市のシンボル的存在で、その独特の山容は石灰岩採掘によって北面が大きく削られた姿が特徴的です。横瀬駅を起点に武甲山、小持山(1,273m)、大持山(1,294m)を巡る周回コースは、約12km・6〜7時間の中級者向けルートです。

武甲山山頂からは秩父盆地を眼下に、奥秩父や両神山、遠くは浅間山まで見渡せる大展望が広がります。武甲山から先の小持山・大持山への稜線は一転して静かな山歩きとなり、岩稜や自然林の中を歩く変化に富んだルートが楽しめます。

春はカタクリやイチリンソウ、秋は紅葉と、四季折々の花や木々が稜線を彩ります。

行程詳細

時刻目安区間所要時間メモ
7:30横瀬駅 出発駅からは舗装路歩き
8:10一の鳥居(登山口)40分駐車場・トイレあり
8:30不動滝20分水場あり(要浄水)
9:30大杉の広場60分武甲山の御神木
10:00武甲山 山頂(1,304m)30分御嶽神社。秩父盆地の大展望
10:40シラジクボ25分分岐点。急な下り
11:20小持山(1,273m)40分岩場の登り。展望あり
12:00大持山(1,294m)40分静かな山頂。昼食に最適
12:30大持山の肩15分妻坂峠方面へ下る
13:10妻坂峠40分歴史ある峠
13:50一の鳥居40分林道歩き
14:30横瀬駅40分舗装路歩き

ポイント: 大持山の山頂は静かで広く、昼食休憩に最適です。武甲山は混雑しやすいので、展望を楽しんだら早めに先へ進みましょう。

アクセス情報

スタート / ゴール:横瀬駅

項目内容
路線西武秩父線
池袋から約1時間20分(西武池袋線特急ラビュー)
各駅停車約1時間50分(飯能乗り換え)
ICカードSuica / PASMO 利用可

一の鳥居(登山口)へのアクセス

  • 横瀬駅から徒歩約40分(約3km の舗装路)
  • マイカーの場合: 一の鳥居に無料駐車場あり(約20台)
  • タクシー: 横瀬駅から一の鳥居まで約10分

山麓の施設情報

横瀬駅周辺

  • ローソン 横瀬駅前店: 駅から徒歩2分。行動食・飲料の購入に
  • セブン-イレブン 横瀬店: 駅から徒歩5分
  • トイレ: 駅構内にあり

一の鳥居(登山口)

  • トイレ: 駐車場に公衆トイレあり
  • 売店: なし。飲食物は横瀬駅周辺で調達を

コース上

  • 不動滝付近: 水場あり(生水のため浄水推奨)
  • 武甲山山頂: トイレなし。手前の大杉の広場付近にもなし
  • 妻坂峠: トイレなし

下山後

  • 祭の湯: 西武秩父駅直結の温泉施設。横瀬駅から1駅。露天風呂、食事処あり(大人 1,100円)

見どころ

武甲山の独特な山容

石灰岩の採掘により北面が大きく削られた武甲山は、秩父盆地から見ると階段状の独特な姿をしています。かつての美しい山容と現在の姿の対比は、人と自然の関わりを考えさせられる光景です。

武甲山山頂からの大展望

山頂の御嶽神社裏手から秩父盆地を一望。遠くは両神山、奥秩父の山々、天気が良ければ浅間山や北アルプスの山並みまで見渡せます。眼下に広がる秩父の街並みと周囲の山々の組み合わせは独特の趣があります。

小持山の岩稜歩き

武甲山から小持山にかけては、岩場の登下降が続くアドベンチャラスな区間。特に小持山直下の岩稜は手応えがあり、鎖場こそないものの三点確保が求められる箇所もあります。

春の花々

4月中旬〜5月にかけて、カタクリ、イチリンソウ、ニリンソウなどの春の山野草が登山道沿いを彩ります。特に武甲山の北斜面のカタクリ群落は見事です。

妻坂峠の歴史

妻坂峠は古くから秩父と名栗を結ぶ交通路として使われてきた歴史ある峠。源義経の伝説も残る峠で、今も古道の雰囲気が感じられます。

注意点

  • 林道歩きが長い: 横瀬駅~一の鳥居間は約3kmの舗装路歩き。平日はダンプカーの通行があるため、路肩に注意して歩いてください
  • 小持山~大持山の岩場: 岩場やザレ場が多い区間です。特に雨天時・雨後は滑りやすいため、グリップの良い登山靴を着用してください
  • 水場が少ない: 不動滝以降、確実な水場はありません。最低2Lの水を持参
  • シラジクボの急下降: 武甲山からシラジクボへの下りは急で、滑りやすい箇所があります。ストックがあると安心
  • 夏場の暑さ: 林道歩きと武甲山への南面の登りは夏場に暑くなります。帽子、日焼け止め、十分な水分を用意
  • クマ対策: 秩父エリアではツキノワグマの目撃情報があります。クマ鈴を携帯してください
  • 下山後の温泉: 祭の湯(西武秩父駅)で汗を流すのがおすすめですが、繁忙期は混雑するため時間に余裕を