【2026年版】Suica・PASMO・ICOCA完全ガイド — 購入・チャージ・使い方
Suica・PASMO・ICOCAの違いと買い方を2分で理解。モバイルSuica設定手順、JRパスとの比較、登山口バスのIC対応状況まで。初めての方にも分かりやすく解説。
Suicaとは?
**Suica(スイカ)**は、JR東日本が発行する交通系ICカードです。電車・バスの乗車だけでなく、コンビニや自販機での支払いにも使える、日本旅行の必須アイテムです。
全国の交通系ICカード(PASMO、ICOCA、manaca、TOICA など)と相互利用が可能で、Suica1枚あれば北海道から九州まで、ほぼ全ての公共交通機関で使えます。
ポイント: 切符を毎回買う手間がなくなり、改札をタッチするだけで通過できます。旅行者には特におすすめです。
Suicaの入手方法
1. Welcome Suica(訪日旅行者向け)
訪日外国人向けの特別なSuicaで、デポジット(預り金)不要が最大の特徴です。
- 販売場所: 成田空港・羽田空港・東京駅など主要駅のJR東日本旅行サービスセンター
- 有効期限: 購入日から28日間
- 価格: 1,000円 / 2,000円 / 5,000円 / 10,000円(全額がチャージ残高)
- デザイン: 桜モチーフの限定デザイン
2. モバイルSuica(スマートフォン)
お持ちのスマートフォンでSuicaが使えます。カードを購入する必要がなく、最もおすすめの方法です。
iPhone(Apple Pay)の場合:
- Walletアプリを開く
- 「+」ボタンをタップ
- 「交通系ICカード」→「Suica」を選択
- 金額を入力してチャージ(クレジットカードで支払い)
Android(Google Pay)の場合:
- Google Walletアプリをインストール
- 「交通系ICカード」→「Suica」を追加
- 金額を入力してチャージ
おすすめ: 海外発行のVisa/Mastercardでもチャージ可能です。到着前にセットアップしておけば、空港に着いた瞬間から使えます。
3. カード型Suica(券売機)
駅の多機能券売機で購入できます。
- 価格: 2,000円(うちデポジット500円、利用可能額1,500円)
- 購入場所: JR東日本の主要駅の券売機(黒い多機能券売機)
- 言語: 英語・中国語・韓国語に対応
購入手順:
- 券売機の言語を「English」に切り替え
- 「Purchase new Suica」を選択
- 金額を選択(2,000円〜10,000円)
- 現金を投入
- カードを受け取る
空港に到着したら
成田空港
- 入国審査後、JR東日本旅行サービスセンター(第1ターミナルB1F、第2/3ターミナルB1F)に向かう
- モバイルSuicaをセットアップ(最速)、またはカウンターでWelcome Suicaを購入
- 最低3,000円チャージ(成田エクスプレスの運賃は3,070円)
- JRホームでタッチして改札を通過
羽田空港
- モノレールまたは京急線のホームへ向かう
- どちらもSuica対応 — 到着前にモバイルSuicaをセットアップするか、JRカウンターでWelcome Suicaを購入
- 最低1,000円チャージ(都心まで約500〜700円)
使い方
電車・地下鉄の乗り方
- 改札機の**読み取り部分(青く光っている箇所)**にSuicaをタッチ
- 「ピッ」と音がして改札が開く
- 目的地で降りたら、同じようにタッチして改札を通過
- 運賃は自動計算されて残高から引かれる
注意: 残高不足の場合は改札を通れません。改札内の精算機でチャージするか、窓口で精算してください。
バスの乗り方
- 前乗り(都営バス等): 乗車時にタッチ → 運賃が即引き落とし
- 後乗り(地方バス等): 乗車時にタッチ → 降車時にもう一度タッチ
コンビニ・自販機・店舗での支払い
レジで「Suicaで」と伝えて、読み取り機にタッチするだけ。
対応店舗の例:
- コンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)
- 自動販売機(ICマーク付き)
- ドラッグストア(マツモトキヨシ等)
- 駅ナカの店舗全般
チャージ(入金)方法
券売機でチャージ
- 「チャージ(Charge)」ボタンを押す
- Suicaを挿入またはタッチ
- チャージ金額を選択(1,000円 / 2,000円 / 3,000円 / 5,000円 / 10,000円)
- 現金を投入
- カードを受け取る
モバイルSuicaでチャージ
- アプリ内でクレジットカードから即時チャージ
- Apple Pay / Google Pay から直接チャージ可能
- 24時間いつでもどこでもチャージできるのが最大のメリット
上限: Suicaの残高上限は20,000円です。
PASMO — 私鉄・地下鉄ユーザー向け
PASMOは、東京メトロや私鉄各社が発行する交通系ICカードです。Suicaと完全に相互利用可能で、使い方も同じです。
SuicaとPASMOの違い
| Suica | PASMO | |
|---|---|---|
| 発行元 | JR東日本 | 私鉄・地下鉄各社 |
| 使える場所 | 全国の交通系IC対応エリア | 同じ |
| グリーン券 | モバイルSuicaで購入可能 | ❌ グリーン券は購入不可 |
| モバイル対応 | iPhone / Android | iPhone / Android |
結論: 機能的にはほぼ同じですが、グリーン車を使う登山者にはSuicaがおすすめです。モバイルSuicaからグリーン券が直接購入できるためです。
PASMO Passport(訪日旅行者向け)
Welcome Suicaと同様の訪日外国人向けPASMOです。
- 販売場所: 成田空港・羽田空港の私鉄カウンター
- 有効期限: 購入日から28日間
- デポジット: 不要
ICOCA — 関西方面のハイキングにも
ICOCAは、JR西日本が発行する交通系ICカードです。関西空港から入国する場合は、SuicaよりICOCAの方が入手しやすいです。
ICOCAの特徴
- 関西空港で購入可能: JR西日本のみどりの窓口・券売機
- 全国相互利用: Suicaと同じように東京でも使える
- 関西の登山に便利: 六甲山、比叡山、金剛山などへのアクセスに
ICカード相互利用の範囲
| ICカード | 発行エリア | 東京で使える? | 関西で使える? |
|---|---|---|---|
| Suica | 東京(JR東日本) | ✅ | ✅ |
| PASMO | 東京(私鉄・地下鉄) | ✅ | ✅ |
| ICOCA | 関西(JR西日本) | ✅ | ✅ |
| manaca | 名古屋 | ✅ | ✅ |
| TOICA | 静岡・名古屋(JR東海) | ✅ | ✅ |
ポイント: どのICカードを持っていても、全国の主要な公共交通機関で使えます。ただし、一部のエリアをまたぐ利用はできない場合があるので注意してください(例: SuicaでJR東日本エリアからJR西日本エリアへの直通利用)。
Suica vs. Japan Rail Pass
| Suica | Japan Rail Pass | |
|---|---|---|
| 最適な用途 | 東京近郊 + 日帰り登山 | 複数の新幹線移動 |
| 費用 | 乗車ごとに支払い | 50,000円〜(7日間) |
| 対応範囲 | 電車・バス・店舗 | JR線のみ |
| 柔軟性 | いつでもどこでも利用可 | 有効期間内のみ |
| 登山アクセス | 全路線+ローカルバス | JR線のみ(私鉄は対象外) |
東京近郊でハイキングする方へ: Suicaがほぼ確実にお得です。日帰り登山の往復は1,500〜3,000円程度で、JRパスの損益分岐点を大きく下回ります。また、JRパスでは京王線・小田急線・西武線など多くの登山アクセス路線をカバーできません。
Apple Watch・ウェアラブルでSuica
Apple WatchでSuicaを直接利用できます:
- iPhoneでWatchアプリを開く
- ウォレットとApple Pay → カードを追加 → 交通系ICカード → Suicaを選択
- 既存のSuicaを転送するか、新規作成
- 改札ではサイドボタンをダブルクリックして手首をかざす
おすすめ: Suicaを「エクスプレスカード」に設定すると、画面を起動せずにタッチするだけで改札を通過できます。
登山者向けTips
山間部の駅はIC非対応の場合がある
東京近郊のハイキングではほぼ問題ありませんが、以下の点に注意してください。
- 中央線: 高尾〜大月間はSuica利用可能。大月以遠(甲斐大和、塩山等)も利用可能
- 青梅線・五日市線: 全駅Suica対応
- 秩父方面(西武線): 全駅Suica対応
- 箱根方面: 箱根登山鉄道はSuica対応
ヒント: 念のため、現金も1,000〜2,000円程度は持っておくと安心です。山小屋や登山口の売店では現金のみの場合がほとんどです。
Suicaで乗れる登山アクセス路線
| 目的地 | 路線 | Suica |
|---|---|---|
| 高尾山 | 京王線・JR中央線 | ✅ |
| 陣馬山 | JR中央線(藤野駅) | ✅ |
| 石老山 | JR中央線(相模湖駅)+ バス | ✅ |
| 御岳山 | JR青梅線 | ✅ |
| 雲取山 | JR青梅線(奥多摩駅)+ バス | ✅ |
| 大山 | 小田急線 | ✅ |
| 丹沢山 | 小田急線(渋沢駅)+ バス | ✅ |
| 筑波山 | つくばエクスプレス | ✅ |
| 鋸山 | JR内房線 | ✅ |
| 秩父エリア | 西武秩父線 | ✅ |
Suicaで新幹線に乗れる?
Suica単体では新幹線に乗車できません。 ただし、以下の方法でチケットレス乗車が可能です:
- スマートEXアプリ: Suicaを登録すると、東海道・山陽新幹線にチケットレスで乗車可能
- EX-ICサービス: 日本のクレジットカードを持つ方向けの頻繁利用者サービス
- 通常の切符: 窓口や券売機で新幹線の切符を購入し、在来線の乗り継ぎにはSuicaを利用
登山者へ: 東京近郊の登山地はほぼ全てSuica対応の在来線でアクセスできるため、新幹線は不要です。長野や新潟の山に行く場合のみ関係します。
払い戻し(帰国前の手続き)
カード型Suicaは、帰国前にJR東日本のみどりの窓口で払い戻しができます。
- 返金額: 残高 − 手数料220円 + デポジット500円
- 必要なもの: Suicaカード、パスポート(Welcome Suicaの場合)
- 残高が220円以下の場合: 手数料0円で、デポジット500円のみ返金
モバイルSuicaの場合: アプリ内で退会手続きが可能。残高は登録クレジットカードに返金されます。
まとめ
- モバイルSuicaが最も便利(カード購入不要、いつでもチャージ可能)
- 電車・バス・買い物がタッチ1つで完了
- 登山でも主要アクセス路線は全てSuica対応
- 山間部では現金も併用すると安心
- グリーン車を使うならSuicaが最も便利(モバイルグリーン券に対応)
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