高尾山~陣馬山 縦走ガイド — 東京近郊の人気縦走路を徹底解説
高尾山口駅から陣馬山まで約18kmの縦走コース。景信山の茶屋グルメや富士山の眺望を楽しみながら、初中級者でも日帰りで歩ける関東屈指の人気縦走路を詳しく紹介。
高尾山口駅
京王高尾線
藤野駅
JR中央本線
約6〜7時間
約18km
+1200m
857m
1日
高尾山, 小仏城山, 景信山, 陣馬山
春, 夏, 秋, 冬
ルート概要
高尾山から陣馬山への縦走は、東京近郊で最も人気のある日帰り縦走コースのひとつです。全長約18km、所要約6〜7時間のコースは、整備された登山道と豊富な道標のおかげで、初中級者でも安心して歩くことができます。
高尾山(599m)から小仏城山(670m)、景信山(727m)を経て陣馬山(857m)まで、標高を少しずつ上げながら奥高尾の尾根筋を歩きます。各ピークには茶屋やベンチがあり、休憩しながらマイペースで進めるのも大きな魅力です。
春は桜とスミレ、夏は木陰の涼しさ、秋は紅葉、冬は澄んだ空気と富士山の絶景と、四季を通じて楽しめるコースです。
行程詳細
| 時刻目安 | 区間 | 所要時間 | メモ |
|---|---|---|---|
| 7:00 | 高尾山口駅 出発 | — | トイレ・準備 |
| 7:05 | 6号路入口 | 5分 | 沢沿いのコースで山頂へ |
| 8:30 | 高尾山山頂(599m) | 約1時間25分 | 展望台で休憩 |
| 9:00 | もみじ台 | 15分 | 茶屋あり |
| 9:40 | 一丁平 | 25分 | 富士山の好展望地 |
| 10:00 | 小仏城山(670m) | 20分 | 茶屋で休憩・名物なめこ汁 |
| 10:40 | 小仏峠 | 20分 | 旧甲州街道の歴史ある峠 |
| 11:10 | 景信山(727m) | 30分 | 茶屋で昼食におすすめ |
| 12:00 | 堂所山分岐 | 30分 | 巻道あり |
| 12:30 | 明王峠 | 30分 | 茶屋(営業日限定) |
| 13:30 | 陣馬山(857m) | 40分 | 白馬の像・360度展望 |
| 14:30 | 陣馬高原下バス停 / 藤野駅 | 約50〜60分 | 下山後バスまたは徒歩 |
ポイント: 景信山の茶屋は展望が良く、なめこ汁や天ぷらが名物。ここでランチ休憩を取ると後半の行程が楽になります。
アクセス情報
スタート:高尾山口駅
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 路線 | 京王高尾線 |
| 新宿から | 約50分(京王線特急) |
| 始発 | 5:21頃(新宿発、土休日ダイヤ) |
| ICカード | Suica / PASMO 利用可 |
ゴール:藤野駅 or 陣馬高原下バス停
藤野駅への下山(約60分): 陣馬山山頂から一ノ尾根を下り、JR中央本線・藤野駅へ。電車は30分に1本程度。
陣馬高原下バス停への下山(約50分): 陣馬山新ハイキングコースを下り、バスで高尾駅北口へ(約40分、土休日は本数少なめ)。
山麓の施設情報
高尾山口駅周辺(スタート地点)
- セブン-イレブン 高尾山口駅前店: 駅から徒歩1分。おにぎり・行動食の購入に便利
- 京王高尾山口駅売店: 改札横。飲料・軽食あり
- トイレ: 駅構内に清潔なトイレあり。登山口にも公衆トイレ設置
藤野駅周辺(ゴール地点)
- コンビニ: 藤野駅周辺にはコンビニなし。事前に購入を
- トイレ: 駅構内にあり
コース上の茶屋・売店
- 小仏城山茶屋: なめこ汁(350円)、かき氷(夏季)が名物
- 景信山茶屋: なめこ汁、天ぷら、山菜料理。眺望抜群のテラス席
- 陣馬山 清水茶屋・信玄茶屋: けんちん汁、うどん、ビールなど
見どころ
高尾山の多彩な登山道
スタートの高尾山までは6号路(沢沿い)や稲荷山コース(尾根道)など、好みに合わせてコースを選べます。1号路は薬王院を参拝でき、歴史と自然を同時に楽しめます。
富士山の大展望
一丁平、小仏城山、景信山と、各所から富士山を望めます。特に冬の澄んだ日は、丹沢の山並みの向こうに富士山がくっきりと浮かび上がる絶景が広がります。
陣馬山の360度パノラマ
ゴールの陣馬山は山頂が広い草原状で、シンボルの白馬の像が迎えてくれます。富士山、丹沢、奥多摩、奥秩父の山々が見渡せる360度の大パノラマは、縦走の達成感を倍増させてくれます。
茶屋グルメ
奥高尾縦走路の大きな魅力は、各ピークに点在する茶屋です。名物のなめこ汁や手作りの天ぷら、冬の甘酒など、山の上で味わう素朴な食事は格別です。
注意点
- 行動時間が長い: 約6〜7時間歩き続けるため、早朝出発を心がけましょう。遅くとも8時には高尾山口駅を出発してください
- エスケープルート: 小仏峠から小仏バス停、景信山から小仏バス停へ下る道があります。体力に不安を感じたら無理せずエスケープを
- 水分の確保: 茶屋の営業は天候や季節により変動します。最低1.5Lの水を持参してください
- 日没に注意: 冬季は16時半頃には暗くなります。陣馬山からの下山は余裕を持って計画しましょう
- バスの時刻確認: 陣馬高原下バス停のバスは本数が少ないため、事前に時刻表を確認してください
- 靴と装備: 一般的なハイキングシューズで歩けますが、雨後はぬかるむ箇所があるため防水靴を推奨します