★★☆☆☆ 中級者向け 百名山
開聞岳 — 薩摩富士の名を持つ南国の百名山
日本百名山第99座・開聞岳の登山ガイド。標高924mながら螺旋状の登山道を辿る個性的な山。山頂からは屋久島・種子島・竹島を一望できる。
公開日: 2026-03-24
最寄り駅
🚉 開聞駅
JR指宿枕崎線(鹿児島中央から約1時間15分)
所要時間
⏱ 約4時間(往復)
距離
📏 約9km(往復)
標高
⛰ 924m
おすすめ時期
春, 夏, 秋, 冬
ファミリー向け
✅ はい
登山届
✅ 不要
装備レベル
🎒 軽装OK
コース概要
開聞岳(かいもんだけ)は鹿児島県の薩摩半島最南端に位置する標高924mの独立峰です。海上に突き出たその美しい円錐形の山容は「薩摩富士」と呼ばれ、地元に深く愛されています。日本百名山の中では比較的標高が低いですが、山頂まで螺旋状に山体を一周以上する独特の登山道は充実した登山体験を与えてくれます。
標高は低いものの、2合目の登山口から山頂まで標高差は約700mあり、岩場や急登も交えた本格的な山歩きです。山頂からは屋久島・種子島・竹島などの島々と、錦江湾に浮かぶ桜島の雄姿を一望できます。
おすすめルート: 二合目登山口コース
かいもん山麓ふれあい公園から二合目登山口へ向かい、螺旋状の登山道を山頂まで直登するコースです。
コースタイム
| 区間 | 所要時間 |
|---|---|
| 二合目登山口 → 五合目 | 約1時間 |
| 五合目 → 七合目 | 約40分 |
| 七合目 → 九合目 | 約30分 |
| 九合目 → 山頂 | 約15分 |
| 合計(登り) | 約2時間25分 |
| 合計(下り) | 約1時間40分 |
ヒント: 七合目付近から展望が開け始め、東シナ海と薩南諸島の島々が見えてきます。山頂手前は岩場の急登があるため、三点支持を心がけてください。
アクセス情報
- 最寄り駅: JR指宿枕崎線 開聞駅
- 鹿児島中央から: JR指宿枕崎線で開聞駅まで約1時間15分
- 指宿から: JR指宿枕崎線で開聞駅まで約20分
- バス: 開聞駅からかいもん山麓ふれあい公園まで徒歩約20分、または地域バス利用
- マイカー: 指宿スカイラインの山川出口から約30分。かいもん山麓ふれあい公園に無料駐車場(約50台)あり
コンビニ・売店・トイレ情報
コンビニ
- 指宿市内のコンビニ(ファミリーマート等): 開聞岳登山口周辺にコンビニはない。指宿市内または鹿児島市内で購入を
- 山川地区のスーパー: 山川港近くにスーパーあり(営業時間確認)
売店
- かいもん山麓ふれあい公園: 公園施設内に軽食・自動販売機あり
- 登山道上・山頂に売店はなし
トイレ
- かいもん山麓ふれあい公園: トイレあり
- 二合目登山口: トイレあり
- 登山道上・山頂にトイレはなし。登山口で必ず済ませること
見どころ
🌸 春(3月〜5月)
- 麓では菜の花畑と開聞岳のコントラストが美しい(2月末〜3月)
- ツツジやヤマツツジが咲く
- 春霞がなければ屋久島まで澄んだ展望
🌿 夏(6月〜8月)
- 緑豊かな熱帯・亜熱帯性の植生が南国らしい
- 日差しが強いため早朝出発が必須
- 山頂からの朝焼けと海の絶景が楽しめる
🍁 秋(10月〜11月)
- 涼しくなり、最も登りやすいシーズン
- 視界がよく、遠くの島々まで鮮明に見える
❄️ 冬(12月〜2月)
- 九州最南部のため積雪なく、温暖な冬登山が楽しめる
- 空気が澄んで屋久島・種子島が最もよく見えるシーズン
- 元旦初日の出登山も人気
注意事項
- 七合目以上は岩場の連続。登山靴着用を推奨
- 強風日は山頂付近が非常に危険
- 登山道には根っこ・岩が多く、転倒に注意
持ち物チェックリスト
- ✅ トレッキングシューズ(ローカット可だが登山靴推奨)
- ✅ レインウェア上下
- ✅ 昼食・行動食
- ✅ 飲料水(最低1.5L)
- ✅ 帽子・日焼け止め(南国の日差し対策)
- ✅ 防風着(山頂は風が強い)
- ⬜ ストック(下り膝対策に有効)
- ⬜ 双眼鏡(屋久島・種子島の展望を楽しみたい方に)