★★★☆☆ 上級者向け 百名山
天城山 — 伊豆半島最高峰とシャクナゲの稜線を歩く
日本百名山第44座・天城山の登山ガイド。万三郎岳(1,406m)を中心とした周回コースで、5月のシャクナゲ群生と伊豆の深い森を楽しめる。
公開日: 2026-03-21
最寄り駅
🚉 伊東駅
JR伊東線(東京から約2時間)+東海バス約55分
所要時間
⏱ 約4.5時間(周回)
距離
📏 約8.5km
標高
⛰ 1406m
おすすめ時期
春, 夏, 秋
登山届
✅ 不要
装備レベル
🎒 しっかり装備
コース概要
天城山(あまぎさん)は伊豆半島の中央部に位置する山塊で、最高峰の**万三郎岳(1,406m)**が日本百名山に選ばれています。川端康成の小説『伊豆の踊子』や松本清張の『天城越え』など、文学作品の舞台としても知られる山です。
伊豆半島の温暖な気候と豊富な降水量が育む深い森が特徴で、特に5月に咲くアマギシャクナゲの群落は圧巻。ブナやヒメシャラの原生林が広がる稜線歩きは、関東近郊の百名山の中でも独特の雰囲気を持っています。
おすすめルート: 天城縦走路 周回コース
天城高原ゴルフ場の登山口を起点に、万二郎岳と万三郎岳を巡る周回コースが最も人気があります。
コースタイム
| 区間 | 所要時間 |
|---|---|
| 天城高原ゴルフ場 登山口 → 万二郎岳 | 約1時間10分 |
| 万二郎岳 → 石楠立(はなだて) | 約30分 |
| 石楠立 → 万三郎岳 | 約30分 |
| 万三郎岳 → 涸沢分岐点 | 約40分 |
| 涸沢分岐点 → 天城高原ゴルフ場 登山口 | 約1時間20分 |
| 合計(周回) | 約4時間30分 |
ヒント: 万二郎岳→万三郎岳の順に歩く反時計回りがおすすめ。万二郎岳山頂からは相模湾や伊豆大島の展望が開け、稜線では天城の深い森を満喫できます。
アクセス情報
- 最寄り駅: JR伊東線 伊東駅
- 東京から: JR東海道線またはJR踊り子号で伊東駅まで約2時間
- バス: 伊東駅から東海バス「天城高原ゴルフ場」行きで約55分(終点下車)
- バスの注意: 便数が非常に少ない(1日3〜4本程度)。帰りのバス時刻を必ず確認してから入山すること
- マイカー: 天城高原ゴルフ場の無料駐車場を利用(約100台)
コンビニ・売店・トイレ情報
コンビニ(登山口+5分以内)
- セブンイレブン 伊東駅前店: 伊東駅から徒歩1分。バス乗車前に買い出し可能
- 天城高原ゴルフ場周辺にコンビニはないため、伊東駅で必ず購入しておくこと
売店・茶屋
- 登山道上に売店・茶屋はありません。飲料・食料は事前に十分用意してください
トイレ
- 天城高原ゴルフ場 駐車場: 登山口手前に公衆トイレあり
- 登山口: 簡易トイレあり
- コース上にトイレはないため、出発前に必ず済ませること
見どころ
🌸 春(5月〜6月)
- アマギシャクナゲが万三郎岳の北斜面で大群落を形成。ピンクの花が新緑に映える
- ブナの新緑と苔むした森が美しい
🌿 夏(7月〜8月)
- 標高が高く涼しいため避暑登山に最適
- ヒメシャラの赤褐色の幹が森に独特の彩りを添える
🍁 秋(10月〜11月)
- ブナやカエデの紅葉が稜線を染める
- 澄んだ空気で相模湾や富士山の展望が冴える
持ち物チェックリスト
- ✅ トレッキングシューズ(ぬかるみが多いため防水推奨)
- ✅ レインウェア上下(天城山は雨が多い)
- ✅ 昼食・行動食(コース上に売店なし)
- ✅ 飲料水(最低1.5L)
- ✅ 地図・コンパス
- ✅ ヘッドランプ(予備)
- ⬜ スパッツ(ぬかるみ対策)
- ⬜ 防虫スプレー(夏季)