YamaQuest
★★★★☆ 上級者向け+ 百名山

金峰山 — 五丈岩がそびえる奥秩父の盟主

標高2,599m、奥秩父山塊の最高峰・金峰山。山頂にそびえる巨大な五丈岩と、360度の大展望が待つ。瑞牆山荘からの日帰りは健脚者向けの本格登山。

公開日: 2026-03-21

最寄り駅

🚉 韮崎駅

JR中央本線(新宿から特急約1時間30分)+バス約50分

所要時間

⏱ 約7〜8時間(往復)

距離

📏 約11km

標高

⛰ 2599m

おすすめ時期

夏, 秋

登山届

✅ 不要

装備レベル

🎒 フル装備

山小屋情報

🏠 金峰山小屋

定員30名 4月下旬〜11月中旬

🏠 大日小屋

通年(避難小屋)

コース概要

金峰山(きんぷさん)は山梨県と長野県の県境に位置する標高2,599mの山で、奥秩父山塊の最高峰です。日本百名山第25番。

山頂にそびえる五丈岩(ごじょういわ)は高さ約15mの巨大な花崗岩で、金峰山のシンボルとして古くから信仰の対象とされてきました。山頂からは富士山、南アルプス、八ヶ岳、北アルプスまで見渡せる360度の大パノラマが広がります。

瑞牆山荘からの日帰りは健脚者向けですが、金峰山小屋に1泊すれば余裕を持って楽しめます。

おすすめルート: 瑞牆山荘ルート

瑞牆山荘を起点とする最もポピュラーなルートです。

コースタイム

区間所要時間
瑞牆山荘 → 富士見平小屋約50分
富士見平小屋 → 大日小屋約50分
大日小屋 → 大日岩約30分
大日岩 → 砂払ノ頭約60分
砂払ノ頭 → 金峰山山頂約40分
合計(片道)約3時間30分〜4時間
下り約3時間
往復合計約7〜8時間

ポイント: 砂払ノ頭から先は森林限界を超え、ハイマツ帯の稜線歩きとなります。天候急変時のエスケープが困難なため、天気予報を十分確認してから出発してください。

大弛峠ルート(参考)

マイカーがあれば大弛峠(標高2,360m)からの方が楽にアクセスできます。

区間所要時間
大弛峠 → 朝日岳約60分
朝日岳 → 金峰山山頂約90分
合計(片道)約2時間30分
  • 林道通行期間: 6月上旬〜11月中旬
  • 大弛峠に無料駐車場あり(約30台、週末は早朝に満車)

アクセス情報

  • 電車: JR中央本線 韮崎駅(新宿から特急あずさで約1時間30分)
  • バス: 韮崎駅から山梨峡北交通バスで瑞牆山荘まで約50分(季節運行)
  • マイカー: 中央自動車道 須玉ICから瑞牆山荘まで約40分。無料駐車場あり(約100台)

注意: 瑞牆山荘行きバスは季節・曜日限定の運行です。最新の時刻表は山梨峡北交通の公式サイトで確認してください。

コンビニ・売店・トイレ情報

コンビニ(登山口+5分以内)

  • 韮崎駅周辺にローソンあり(バス乗車前に立ち寄り可能)
  • 瑞牆山荘にはコンビニがないため、韮崎駅周辺で食料・飲料を調達しておくこと

売店・茶屋

  • 瑞牆山荘: 軽食・飲料の販売あり
  • 富士見平小屋: 飲料・軽食の販売あり(営業期間中)
  • 金峰山小屋: 飲料・軽食の販売あり(営業期間中)

トイレ

  • 瑞牆山荘
  • 金峰山小屋(チップ制)

注意: 瑞牆山荘から金峰山小屋まで約3時間トイレがありません。事前に済ませておきましょう。

山小屋情報

山小屋収容人数営業期間備考
金峰山小屋約30名4月下旬〜11月中旬山頂直下、要予約
大日小屋通年無人の避難小屋、水場あり

宿泊推奨: 日帰りが不安な方は金峰山小屋に前泊または後泊がおすすめ。翌朝の御来光は格別です。

見どころ

☀️ 夏(7月〜8月)

  • 森林限界を超えた稜線でのハイマツ帯の散歩
  • 澄んだ空気の中での360度パノラマ
  • 高山植物(シャクナゲ、コケモモなど)

🍁 秋(9月〜10月)

  • 麓から山頂にかけて紅葉のグラデーション
  • カラマツの黄葉が美しい
  • 秋晴れの日は富士山のシルエットがくっきり

持ち物チェックリスト

  • ✅ 登山靴(岩場があるためしっかりしたもの)
  • ✅ 飲み物(1.5L以上推奨、山中の水場は限られる)
  • ✅ レインウェア(上下セパレート必須)
  • ✅ 防寒着(フリースまたはダウン、山頂は真夏でも10℃以下になることも)
  • ✅ ヘッドランプ(早朝出発・日没対策)
  • ✅ 行動食(エネルギー補給用)
  • ✅ 地図・コンパス
  • ✅ 日焼け止め・帽子・サングラス
  • ⬜ ストック(長い行程の疲労軽減に)
  • ⬜ ツェルト(緊急用)

関連トレイル

関連ガイド