★★★☆☆ 上級者向け 百名山
両神山 — 鎖場と岩稜が待つ奥秩父の鋭鋒
日本百名山第40座・両神山の登山ガイド。ギザギザの岩稜が特徴的な標高1,723mの鋭鋒へ、日向大谷口から清滝小屋を経由する定番ルートを解説。
公開日: 2026-03-21
最寄り駅
🚉 三峰口駅
秩父鉄道(西武秩父乗換、池袋から約2時間30分)+バス約25分
所要時間
⏱ 約6〜7時間(往復)
距離
📏 約9km
標高
⛰ 1723m
おすすめ時期
春, 秋
登山届
✅ 不要
装備レベル
🎒 しっかり装備
山小屋情報
🏠 清滝小屋
通年(避難小屋)
コース概要
両神山(りょうかみさん)は埼玉県秩父地方の奥地に位置する標高1,723mの山で、日本百名山の一つです。遠方から見るとギザギザの鋸歯状の稜線が際立ち、古くから信仰の対象となってきました。山名の由来は、イザナギ・イザナミの二神を祀ったことにあるとされています。
奥秩父の深い森と岩稜のコントラストが魅力で、春にはアカヤシオ(ツツジ)のピンクの花が岩肌を彩り、秋には燃えるような紅葉に包まれます。
おすすめルート: 日向大谷口ルート(表参道コース)
最も一般的なルートで、沢沿いの道を辿って山頂を目指します。
コースタイム
| 区間 | 所要時間 |
|---|---|
| 日向大谷口 → 会所 | 約30分 |
| 会所 → 八海山 | 約50分 |
| 八海山 → 清滝小屋 | 約50分 |
| 清滝小屋 → 両神神社奥社 | 約50分 |
| 両神神社奥社 → 両神山山頂 | 約20分 |
| 合計(片道) | 約3時間20分 |
| 往復 | 約6〜7時間 |
注意: 沢を何度か渡渉するため、増水時は注意が必要です。山頂直下には短い鎖場があり、滑りやすい岩場では三点支持を心がけましょう。
山小屋情報
清滝小屋
- 種類: 避難小屋(無人)
- 営業期間: 通年利用可能
- 設備: 板の間の休憩スペース、水場(沢水)あり
- 注意: 宿泊用の寝具はないため、シュラフ持参。緊急時の避難利用が基本
アクセス情報
- 最寄り駅: 秩父鉄道 三峰口駅
- 東京から: 西武池袋線で西武秩父駅(約1時間20分)→ 秩父鉄道に乗り換え三峰口駅(約20分)→ 小鹿野町営バスで日向大谷口(約25分)
- バスの注意: 日向大谷口行きバスは本数が限られるため、必ず事前確認を。シーズン中でも1日3〜4本程度
- マイカー: 日向大谷口に無料駐車場あり(約30台)。休日は早朝に満車になることも
コンビニ・売店・トイレ情報
コンビニ(登山口+5分以内)
- 三峰口駅周辺にコンビニはありません
- セブンイレブン 西武秩父駅前店: 西武秩父駅から徒歩1分。乗り換え時に買い出しを済ませること
- 日向大谷口周辺にも店舗はないため、事前準備が必須
売店・茶屋
- 登山道上に売店・茶屋はありません。食料・飲料は全て持参してください
トイレ
- 日向大谷口 駐車場: 公衆トイレあり(登山口)
- 清滝小屋: トイレあり(避難小屋に併設)
- 山頂付近にトイレはありません
見どころ
🌸 春(4月下旬〜5月上旬)
- アカヤシオ(ツツジの一種)が岩肌にピンクの花を咲かせる
- 新緑の渓谷美が素晴らしい
🍁 秋(10月下旬〜11月上旬)
- 奥秩父の深い森が紅葉に染まる
- 山頂からの展望と紅葉のコントラストが絶景
持ち物チェックリスト
- ✅ トレッキングシューズ(防水・グリップ性の高いもの)
- ✅ レインウェア上下
- ✅ 昼食・行動食(コース上に売店なし)
- ✅ 飲料水(最低2L)
- ✅ 手袋(鎖場対策、軍手でも可)
- ✅ ヘッドランプ
- ✅ 地図・コンパス
- ⬜ ストック(渡渉時は収納)
- ⬜ スパッツ(沢沿いのぬかるみ対策)